安倍昭恵総理夫人がタイ首相夫人と懇談を実施

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タイのプラユット・ジャンオーチャー首相と安倍晋三総理大臣は2月9日に日・タイ首脳会談を実施したが、この会談にあわせて安倍昭恵総理夫人がタイ首相夫人と懇談を実施したことを日本の外務省は発表した。

安倍昭恵総理夫人は様々な国際交流活動を実施しており、アセアンにおいてはミャンマーで学校(寺小屋)を作る支援の実施、昨年に東京の増上寺で開催されたミャンマー祭りの開催委員である「ミャンマー祭り実行委員会」の名誉会長も務めている。安倍夫人はタイとの交流を深める活動も実施しており、昨年の2014年9月17日には、在東京のタイ大使館のモンティップ・ウパッティシン大使夫人からの招待により、タイ料理教室に参加している。この料理教室では、安倍夫人はパッタイ、トムヤムクン、グリーンカレーなどのタイ料理の作り方を紹介して貰った。料理の紹介だけではなく、タイの果物を使ったフルーツカービングのデモンストレーションやタイの伝統的な踊りも披露された。

画像提供:在東京タイ大使館(昨年のタイ料理教室の様子)

今回の懇談で、安倍昭恵総理夫人からは、タイ首相夫人に昨年11月に実施されたAPEC首脳会合以来の再会の喜びを伝え、両国のこれまでの長い交流を振り返った。また、昨年の9月12日から13日に開催した女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム「World Assembly for Women in Tokyo: WAW! Tokyo 2014」において、タイからも知見が提供されたことに謝意を表した。

ナラポーン首相夫人からは、同夫人自身がタイにおいて取り組んでいる障害者とその家族への支援活動の紹介を行い、両国における障害者への支援方法などについての意見交換が行われた。今後も、日本とタイの両国はお互いの良い面を学び合いながら協力していきたい旨を伝えあった。