タイで日本の雪文化を楽しめる施設「スノータウン」で子供向けスキー教室がオープン
日本国内で33箇所のスキー場を運営する大手のマックアースは、タイのバンコクに7月に開設される予定の雪のレジャー施設「スノータウン」にアンテナショップをオープンすることを発表した。このスノータウンは、東京都に本社を置くダヴィンチ・ホールディングスグループと、タイでホテルなどの施設の開発・運営を実施しているTCCランドが共同で開発する施設である。
スノータウンは、バンコク東部のショッピングモール「ゲートウェー・エカマイ」の5階に開設される。この施設は、タイの人達に日本の雪の街を体験して貰うことを目的として開発される施設である。400トンの雪を積もらせた広場にて、日本のスキーなどの雪遊びを体験して貰う。日本料理を味わえる飲食店を多数設置し、同時に日本の観光情報を発信することにより、日本文化の理解を深めて貰う。
マックアースでは、このスノータウンでスノーアクティビティをトータルで提案するアンテナショップをオープンする。このショップでは、日本国内で展開予定の子供向けスキー&スノーボードスクール「マックアースキッズアカデミー(仮称)」を国内に先駆けタイでスタートさせる。マックアースはスノータウンを日本へのスキー旅行インバウンドの拠点とし、国内スキー場周辺の観光と絡めながら、スキーレジャーの魅力・日本の魅力をタイの方々へ発信していく予定である。
タイでは日本の雪文化には人気があり、2月初旬に開始された「第56回旭川冬まつり」「第66回さっぽろ雪まつり」「第53回もんべつ流氷まつり」にもタイチームが参加している。さっぽろ雪まつりでは雪国のフィンランドを押さえて、タイチームが優勝している。(優勝:タイ、2位:フィンランド、3位:韓国、4位:ポーランド、5位:イタリア)
画像:さっぽろ雪まつり公式HPより引用