国際協力銀行が日本の樹脂成型品の製造・販売企業のタイ進出を支援

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株式会社国際協力銀行(JBIC)は、日本企業である釜屋化学工業株式会社が実施するタイの樹脂成型品の製造・販売事業を支援するため、タイバーツ建てによる滋賀銀行との協調融資を実施することを発表した。

釜屋化学は、化粧品容器等プラスチック容器をはじめとする樹脂成型品の製造・販売を行う中小企業である。釜屋化学では、1989年にタイの現地法人「THAI KAMAYA CO., LTD.」を設立しており、化粧品用の容器だけでなく家電部品・自動車部品等の取引先のニーズに合わせて多様なプラスチック製品を製造しており、成型・塗装・デザイン等の印刷加工まで一貫して対応している。

この釜屋化学では、タイの現地法人の設備増設を行い、生産能力を増強することにより、タイにおける一層の事業拡大を企図していた。この計画をJBICは高く評価したことから、支援を実施することを決定した。

今回の融資は、滋賀銀行との協調融資により実施されるものであり、JBIC分の融資は15百万タイバーツを限度とする貸付契約となる。融資される資金は、タイの現地法人がタイで行う樹脂成型品の製造などに必要となる設備の増設に充てられる。