日本とタイは官民連携でクリーンエネルギーのワークショップ開催

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日本の経済産業省は、タイと共同で「日本タイ・クリーンエネルギー技術に関する官民連携ワークショップ」を11月15日にタイのバンコクで開催する事を発表した。

日本政府とタイ政府では、両国間における石油・天然ガス・石炭・再生可能エネルギー・省エネルギー・包括的なエネルギー戦略等のエネルギー分野における協力を実務レベルで推進するための枠組み「日本タイ・エネルギー政策対話」を2015年7月から構築している。

日本の経済産業省では、民間主導で海外における低炭素技術の普及展開と途上国におけるクリーンエネルギー転換を支援する取組を推進している。そのため、この取り組みの一環として「日本タイ・エネルギー政策対話」の枠組みのもとで「日本タイ・クリーンエネルギー技術に関する官民連携ワークショップ」が開催されることとなった。

開催されたワークショップでは、冒頭に国際エネルギー機関(IEA)がASEANを含む世界のエネルギー転換の現状と見通等に関しての基調講演を行う。その後は、政府機関・国際機関・民間事業者の参加を得て今までの低炭素化プロジェクトの成功事例やノウハウを共有するとともに、パネルディスカッションを行う予定である。