総務省がタイで日本の情報通信技術の活用と普及へ

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日本の総務省は、タイ王国国家放送通信委員会との共催により、12月3日から4日にかけてタイのバンコクで、日本の情報通信技術の活用・普及のためのICTセミナーと展示イベントを開催する事を発表した。

日本の総務省とタイの国家放送通信委員会の間では、平成28年11月に放送・通信分野の協力に関する覚書に署名していた。この覚書は、電波監理・サイバーセキュリティ・放送コンテンツ・先進的放送技術・移動通信等の協力を推進していくこと等に合意しているものであり、両者はこの覚書に基づいて活発な要人往来等の協力を進めていた。この覚書に基づいて新たな協力の一つとして、ICTセミナーと展示イベントが開催される事となった。

新たに開催されるイベントは、日本の先進的な情報通信技術の活用事例等を紹介するものである。テーマを「Future of ICT Application and Broadcasting(仮)」として、展示する分野はITS、フィンテック、医療ICT、教育ICT、ビッグデータ活用、サイバーセキュリティ、気象・防災ICT、4K/8K等のICT関連分野となる。参加するのは、総務省幹部、タイ政府関係者、日・タイICT関係企業等となる予定である。