タイはTPP参加に日本へ協力要請、合同委員会
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日本の外務省は、菅義偉内閣官房長官とタイのソムキット・チャトゥシーピタク副首相が「第4回日タイ・ハイレベル合同委員会」を18日に開催した事を発表した。
「第4回日タイ・ハイレベル合同委員会」には、日本側からは世耕弘成経済産業大臣、石井啓一国土交通大臣、越智隆雄内閣府副大臣、中根一幸外務副大臣、和泉洋人内閣総理大臣補佐官が、タイ側からはコブサック首相府付大臣、アーコム運輸大臣、ソンティラット商務大臣、ウッタマ工業大臣、ウィラサック外務副大臣が出席した。
菅官房長官からは、タイ北部の洞窟から少年とコーチが全員無事に救出された事と、日本の大阪府北部を震源とする地震と豪雨に際するタイ政府からの被災地への義援金に感謝する旨が述べられた。また、環太平洋パートナーシップ協定(TPP11)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)等は地域の経済秩序に関わる重要なものであるために、タイと協力していきたいとの旨を述べた。
ソムキット副首相からは、タイ北部の洞窟における救出に、JICAの専門家がタイに派遣されたことに感謝の意が述べられた。また、タイのTPP11への参加には日本からの支援を期待している旨が述べられた。