金融庁とタイ中央銀行は銀行監督で協力
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日本の金融庁は、タイ中央銀行との間において、両者間における協力関係を深化させるために銀行監督協力に係る書簡交換を6月14日に実施した事を発表した。
この書簡交換は、実効的な銀行監督のためのコアとなる諸原則が掲げる原則に従って、両国で活動する預金取扱金融機関の監督において効果的な協力を行っていくための、確固たる基礎を築くものである。書簡は、情報交換・実地調査・監督カレッジ・危機管理等の分野における一層の協力関係を促進するため、両当局が従うべき手続きをより詳細に示している。書簡交換は、金融庁の森長官とタイ中央銀行のサンティプラポップ総裁との間において実施された。
日本政府は、タイの政府金融機関との間における協力を積極的に深化させている。今年の3月には、日本とタイの当局は貿易及び投資の決済についての現地通貨利用促進に関する取組を実施することに合意し、日本の財務省とタイ中央銀行との間において現地通貨の利用促進のための協力に関する協力覚書が締結されている。