バンコクと福岡県の学生が共同映像制作

このページの所要時間: 111

福岡県の国際局地域課は、映像の共同制作を通じて世界で活躍する青少年を育成する活動の一環として、バンコクでタイの学生と共同映像制作を行う参加者を募集する事を発表した。

福岡県では、タイのバンコク都と友好提携を結んでいる。この提携に基づいた事業の一環として、両地域における若い世代の相互理解と交流の活性化を図り、デジタルコンテンツ分野における両国の将来を担う人材の育成を図る事を目的として、デジタルコンテンツ分野における青少年交流事業が実施される事となった。

この事業は、福岡県・福岡県国際交流センター・NPO法人映像コンテンツ産業研究会等から構成される「デジタルコンテンツ人材育成事業実行委員会」により実施されるものである。募集対象者は、福岡県内の大学・専門学校等でデジタルコンテンツを専攻する学生となる。募集人数は5人となり、応募者多数の場合には選考がある。参加費は3万8千円となり、この事業にかかる航空券代と宿泊代などの費用は含まれている。募集期間は、6月1日から7月9日までとなる。

第1部として、8月23日から29日にかけて福岡県の学生をタイのバンコク都へ派遣する。第2部として11月上旬にはバンコク都学生を福岡県に受け入れる予定である。両方の日程ともに同一の学生が参加して、バンコク都と福岡県のそれぞれで観光・文化を紹介する3分程度の映像作品を共同制作する。