タイとブラジルは観光産業における協力体制を深める
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タイは観光産業の育成に力をいれており、世界各国で様々なフェスティバルなどを開催しタイへの観光客数を増やす施策を実施している。南米の地域にもタイは力を入れており、アルゼンチンにおいてはタイ料理教室などを実施しているが、ブラジルとの観光産業における両国の協力体制を更に深めることを8月29日にタイ外務省は発表した。
タイ外務省の発表によると、8月8日に両国の大使館関係者とイリャベラ(Ilhabela)島市長が会談をしており、今後の観光産業において協力することに合意している。イリャベラ島は、ブラジルのサンパウロ州の中で最も美しい島と言われており、年間10万人以上のブラジル人が訪問する島である。タイは国内でも同様のリゾート地の島などがあり観光産業における運営のノウハウなどがあるため、このノウハウをブラジル側と交換する意図もあると見られる。去年の2013年12月には両国の大使館の協力によりイリャベラ島にてタイビーチフェスティバルを開催しており、今後も同様のイベントを継続するとみられている。
日本においても、代々木公園にて毎年タイ政府関係機関が主催するタイフェスティバル(今年は2014年5月17-18日開催)が実施されているように、世界各国でタイのフェスティバルが開催されており、この流れは今後も続いていきそうである。