トランプ大統領がタイ首相と会談、クーデター後初の公式訪米

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アメリカのホワイトハウスは、アメリカのドナルド・トランプ大統領とタイのプラユット首相が、アメリカ・タイ首脳会談をホワイトハウスで10月3日に実施する事を発表した。

ホワイトハウスの発表によると、トランプ大統領はアメリカ・タイ首脳会談で米国とタイの関係を再確認したうえで関係を強化し、両国間における協力を強化するための議論を実施する予定である。また、トランプ大統領はタイはアメリカにとっての長年にわたる重要な同盟国であるとの認識を示している。プラユット首相のアメリカへの公式訪問は、国際会議等を除くと、今回が初めての事となる。

オバマ前大統領等は、プラユット首相が軍事クーデターにより政権を握った事を批判するとともに、早急に民主化を行うよう要求したためにタイと米国の関係は冷えつつあった。しかしながら米国政府では、北朝鮮問題や中国・ロシアとの関係を考慮し、アジア周辺国との関係修復を目指しているためにタイとの関係修復が優先事項であると判断したため、今回のプラユット首相との会談が実現される事となった。なお、汚職疑惑があるマーレシアのナジブ首相との間においても、今月中旬に会談を実施していた。