タイとベトナムは二国間の関係を強化
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タイ政府は先日の記事(タイはEUが経済制裁・・・)でも報じているように、EUやアメリカなどの各国から、軍事クーデターに対する批判が強いため、近隣諸国との関係改善の活動を優先的に行っている。
この活動の成果もあり、タイとベトナムの政府関係者は7月17日にバンコクの外務省のオフィスにて会談を行った。
本会談においてタイとベトナムは二国間の関係を強化する方針を改めて表明した。
具体的には、2020年までに二国間の貿易取引額を150億ドルとする目標を表明した。
タイ政府が政情安定に向けて様々な活動を行っていることを、ベトナム政府は評価していると表明した。
また、ベトナム政府は対中国との関係改善を行うにあたり、タイがその役割を果たしている事に対して感謝の意を示している。
ASEANの4カ国(ブルネイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム)は、南シナ海の領有権問題に関する紛争が拡大しないよう、関係者間での対策を検討している。
この検討している対策に関連して、タイは2014年10月中にASEAN関係国と中国との間の会談を実施する予定である。