日はシンガポールとエネルギー分野に関する協力を強化

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日本の外務省は、日本とシンガポール間におけるエネルギー分野における協力を協議する事等を目的として「日・シンガポール・エネルギー対話」を4月3日に実施した事を発表した。

今回実施した対話には、日本政府側からは外務省経済局経済安全保障課長と資源エネルギー庁長官官房国際課長等が参加し、シンガポール政府側からはエネルギー市場監督庁長官等が参加した。このエネルギー対話は、今回が初めて開催されるものとなる。

両政府は相互に関心を持つエネルギー分野に関する議論を実施した。議題に「地域ガス開発」「多国間のフォーラにおける協力」「ガス・電力市場の自由化」等があがり、両政府は意見交換と議論を実施した結果、共同声明を発表した。両政府は、今後のASEAN、東アジアサミット(EAS)、APEC、G20等のエネルギーフォーラムにおける協力方法に関して議論し、協力関係を強化していく事で合意した。

日本政府はシンガポール政府との間における幅広い分野における協力を進めており、近年では特に建設分野における協力を深めるためのセミナーや会合を開催している。