シンガポール大統領が30日から訪日
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日本の外務省とシンガポールの外務省は、シンガポールのトニー・タン・ケン・ヤム大統領が11月30日から12月4日の予定で国賓として来日する事を発表した。ヤム大統領が2011年に大統領就任してからは、今回が初めての来日となる。
トニー・タン・ケン・ヤム大統領と夫人は日本に滞在中、安倍晋三内閣総理大臣などの政府高官や経済業界関係者との会談・夕食会を行う。また、天皇皇后両陛下と御会見を行い宮中晩餐も実施される予定。ヤム大統領は、東京・京都・宮城県なども訪問する予定。京都では、商工会議所や京都府関係者などとの会談と夕食会が予定されている。2011年の東日本大震災と津波の被害から復興を目指している宮城県にも訪問し、シンガポール政府などからの寄付が行われている保育園などに訪問する予定。ヤム大統領には他の省庁関係者も同行しており、経済問題のみならず幅広い分野における協力に関しても話し合われる予定。
日本政府とシンガポール政府は、2016年の今年に外交関係樹立50周年(SJ50)を迎えており、今回の訪問はこのSJ50年を祝う一環としても実施される。