国土交通省が港湾運営会社社員をシンガポール港に派遣
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日本の国土交通省は、国際コンテナ戦略港湾とシンガポール港の港湾運営の連携の加速を行うために、国際コンテナ戦略港湾の港湾運営会社社員をシンガポール港の港湾運営会社(PSA)へ初めて派遣する事を発表した。
国土交通省では、海洋国家日本の復権の一環として、阪神港と京浜港などにおいて国際コンテナ戦略港湾の取り組みを進めていた。この取り組みの一環としてシンガポール港との港湾運営の連携を進めていたが、この取り組みを更に加速させるために、日本の港湾運営会社社員をシンガポールに派遣する事を決定した。なお、日本政府とシンガポール政府は外交関係を樹立してから今年で50周年を迎えるために、この記念行事の一環としても行われる。
派遣される職員は、阪神国際港湾株式会社の経理部経理課と横浜川崎国際港湾株式会社の横浜事業部営業事業課からそれぞれ1名が派遣される。派遣される期間は10月24日から28日の5日間となり、PSA社との意見交換やコンテナターミナル視察などが行われる。
国土交通省は、今後も日本の港とシンガポール港との連携強化に努めていく方針である事を表明している。