日本合成化学工業がシンガポールに現地法人を設立
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日本合成化学工業株式会社は、アジア市場への展開を進めるために、シンガポールに現地法人を設立することを発表した。
日本合成化学工業株式会社は、三菱化学の連結子会社であり、機能性樹脂、機能性フィルム、ファインケミカル製品、情報電子材料などの製造・販売などを営む、大阪府に本社を置く化学メーカーである。日本合成化学工業では、グローバルな事業展開を行う方針であり、2016年度からスタートする新中期経営計画「NICHIGO 20」の目標達成を目指していることからも、シンガポールに拠点を設立することとなった。
シンガポールに設立する法人「NIPPON GOHSEI ASIA PACIFIC PTE. LTD.」(資本金:300,000米ドル)では、アジア市場の販売・マーケティング・技術サービス拠点として、「ソアノール」「ニチゴーGポリマー」「ゴーセネックス」などの自社機能製品の拡販を実施する。アジア市場では堅実な経済成長に伴い、食品包装やガソリンタンクに使用されるガスバリア性樹脂「ソアノール」などの需要増加が見込まれているためである。