日立製作所がシンガポールでセキュリティシステムと建物設備を一括受注

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株式会社日立製作所は、シンガポール北部のYishun地区における大型複合施設開発プロジェクトNorthpoint City向けにセキュリティシステムと建物設備を一括受注したことを発表した。受注金額は約70億円(約8,000万シンガポールドル)となる。

日立製作所が今回受注したNorthpoint Cityプロジェクトとは、商業施設と住居を融合させた活気あふれる新たなコミュニティをコンセプトに進められているシンガポール最大規模の大型複合施設開発プロジェクトである。このプロジェクトにおいて日立グループが担当するのは、日立製の監視カメラシステムおよびカメラ映像録画用のストレージなどのエリア全体のフィジカルセキュリティシステムの設計・製作・納入、および本プロジェクト全体の建物の空調換気・電気・防火・変電設備の設計・調達・施工(EPC)を担当する。今回の受注は、日立グループがこれまでシンガポールにおいて約40年にわたり築いてきた建物設備に関する豊富な実績に加えて、日立のセキュリティを含めたトータルなソリューション提案が評価されたものである。

日立グループでは、今後もシンガポールをはじめとするアジア諸国に向けて、ICT(情報通信技術)も活用したトータルなソリューションを提供し、各国の新たな街づくりに貢献していくことを表明している。