シンガポールにて大統領科学技術賞の表彰が行われる

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シンガポールでは自国の科学産業を発展させるために、科学技術の発展に貢献した研究者・エンジニアなどへの表彰を行う大統領科学技術賞(President’s Science and Technology Awards)を2009年から毎年実施している。2014年度の表彰式が11月4日に大統領官邸で開催され、トニー・タン(Tony Tan Keng Yam)大統領から表彰者へ賞が贈られた。

今年度の表彰者および受賞理由は以下である。

【大統領科学技術賞(PSTM)】
John Wong Eu-Li:シンガポール国立大学
受賞理由:
ヘルスケア分野と生物医科学分野を前進させたため。シンガポールへ優秀な科学者を誘致し、政府の経済機関との協力により製薬企業の誘致に尽力したため。がんの新しい治療方法を開発するために、新しいがん治療研究グループを設立したため。

【大統領科学賞(PSA)】
Loh Kian Ping:シンガポール国立大学
受賞理由:
ユニークな特性をもつグラフェンの化学研究において新しい技術の開発に成功したため。

【大統領技術賞(PTA)】
・以下のチームでの受賞
Subbu Venkatraman:南洋理工大学
Tina Wong:ナンヤン工科大学、
Freddy Boey:南洋理工大学
受賞理由:
緑内障薬の新しい技術を開発したため。

・以下のチームでの受賞
Wong Tien Yin:シンガポール国立大学
Wynne Hsu:シンガポール国立大学
Lee Mong Li:シンガポール国立大学
受賞理由:
眼疾患の検出に関する新しい技術を開発したため。