シンガポールの国防大臣と岩屋防衛大臣が会談
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日本の防衛省・自衛隊は、シンガポール共和国のウン・エンヘン国防大臣が来日することにともない、日シンガポール防衛相会談を22日に開催することを発表した。
日本政府では、シンガポール政府との間における防衛交流を積極的に実施しており、昨年は5月と10月にそれぞれ防衛相会談を実施していた。
昨年の5月に小野寺五典防衛大臣(前任)が実施した会談では、小野寺大臣は、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序こそが国際社会の安定と繁栄の礎であるため、「自由で開かれたインド太平洋戦略」を進めるためシンガポールとも協力していきたい旨述べ、今後も部隊間交流等を推進していき、日ASEAN防衛協力をさらに深化させていきたい旨を述べていた。
昨年の10月に岩屋毅防衛大臣が実施した会談では、岩屋大臣は、海自護衛艦「かが」のチャンギ寄港に対するシンガポールの支援に謝辞を述べるとともに、北朝鮮問題に関して国連安保理決議に基づく制裁を履行していくことが必要であるとの旨を述べていた。
今回実施される日シンガポール防衛相会談は、前回と同様に岩屋毅防衛大臣とウン・エンヘン国防大臣との間で会談が実施され、両国間の防衛協力・交流などに関して協議される見込みである。