日・シンガポール海上安全保障対話、シーレーンの安全保障等を協議
このページの所要時間: 約 1分1秒
「第8回日・シンガポール海上安全保障対話」がシンガポールで9月3日から4日にかけて開催された。
日本政府とシンガポール政府は、海上における安全保障に関する協力などを協議する事を目的として、平成23年1月の日・シンガポール次官級協議に「日・シンガポール海上安全保障対話」を開催していく事に合意していた。その後は定期的にこの枠組みに基づく対話を続けており、今回は8回目となる対話が開催される事となった。なお、7回目の会合は昨年の11月に開催している。
今回の対話には、日本側からは外務省総合外交政策局参事官や外務省・内閣官房国家安全保障局・内閣府総合海洋政策推進事務局・防衛省・海上保安庁の関係者が出席した。シンガポール側からはメアリー・シーチェン大使や外務省上級専門顧問・外務省・国防省・警察庁・海事港湾庁の関係者が出席した。
出席者たちは、海における法の支配の重要性・主要なシーレーンにおける海洋安全保障問題・海上法執行能力向上支援・アジア海賊対策協定(ReCAAP)の活用を含む海賊対策・多国間の枠組みにおける協力などに関して幅広く意見交換を行い、情報融合センター(IFC)への視察も実施した。