シンガポールとASEANスマートシティネットワークを協議

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日本の国土交通省は、ASEAN地域におけるスマートシティに関する取組を共有し、今後の両国の協力関係を推進することを目的として、シンガポール外務省と共催で「ASEANスマートシティネットワークセミナー」を8月27日に開催した事を発表した。

このセミナーは、シンガポール市内コンファレンスセンターで開催された。日本側からは、国土交通省の国際建設産業企画官と総括国際交渉官・在シンガポール日本大使館の一等書記官等・独立行政法人都市再生機構の海外展開支援室の担当課長等にくわえて建設・不動産・コンサル・金融・商社・メーカー等の日本企業が参加した。

開催されたセミナーでは、日本の国土交通省からは持続可能な都市開発に貢献する日本の「質の高いインフラ投資」について、都市再生機構からは「質の高い」都市開発について紹介した。シンガポール外務省からは、シンガポールがASEAN議長国として提案している「ASEANスマートシティネットワーク(ASCN)」の取組や、日本政府・民間企業への期待等に関しての説明が行われた。参加した日本企業からは、ASCNへの高い関心が示され、ASCNへ関与するための手続き等について活発な質疑応答が行われた。