中根外務副大臣とシンガポール国防兼外務上級国務大臣が夕食会を開催

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中根一幸外務副大臣とシンガポールのモハマド・マリキ・ビン・オスマン国防担当兼外務担当上級国務大臣は、夕食会を8日に開催し意見交換を実施した。

夕食会で中根副大臣は、マリキ大臣の訪日を歓迎しつつ、日本とシンガポールとの間では外相会談等ハイレベルの意思疎通が緊密に行われていることを歓迎した。また、2018年のASEAN議長国を務めるシンガポールとは幅広い分野で協力を強化したい旨を述べた。

マリキ国防担当兼外務担当上級国務大臣からは、TPP11への日本のリーダーシップに関して謝意が示され、シンガポールと日本との間において共通の課題や関心事項に関して二国間および国際社会と共に連携を深めたい旨が述べられた。

マリキ大臣は、OECD東南アジア地域プログラム閣僚会合へ出席のために来日中であり、この機会をいかして夕食会が開催された。両者は、北朝鮮問題などの地域・国際情勢に関しても意見を行い、緊密に連携していくことで合意した。

中根外務副大臣は、シンガポール政府高官との間のハイレベル交流を積極的に実施しており、昨年の11月末にはオン・イェクン・シンガポール共和国教育大臣兼第二国防大臣との夕食会、12月にはシンガポールへの訪問を実施していた。