日本郵船がシンガポール国立大学とトークイベント開催

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日本郵船は、自社グループ企業がシンガポール国立大学のスタートアップインキュベーション事業「NUS Enterprise」と共同で、海運・物流業界におけるオープンイノベーションの推進を目的としたトークイベントを開催した事を発表した。

今回のイベントを開催した日本郵船グループの企業は、日本郵船グループとウェザーニューズと構造計画研究所が共同でシンガポールに設立した「シンフォニー・クリエイティブ・ソリューションズ(SCS)」である。SCSは、海運・物流業界におけるオープンイノベーションのプラットフォームとして、以前にも同様のトークイベントを開催しており、今回が2回目の開催となる。

今回のトークイベントでは、船長経験もある日本郵船の元経営委員でSCS社の初代会長らをスピーカーとして招き、コンテナ船を中心とした海運業の変遷と課題についての講演や、その課題に対する先進技術の活用をテーマとするパネルディスカッションが実施された。参加した者は、スタートアップ企業・政府機関・海運関連の事業会社・学生などの合計100人を超えていた。