日本郵船グループがシンガポール国立大学と海事産業のトークイベント

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日本の3大海運会社の一つである日本郵船株式会社は、海事産業のイノベーションをテーマとするトークイベントを、日本郵船グループの「Symphony Creative Solutions Pte. Ltd.(SCS)」とシンガポール国立大学のスタートアップインキュベーション事業である「NUS Enterprise」が共同で11月27日に開催した事を発表した。

このトークイベントは「Kopi Chat Deep Dive with SCS – Ocean of Opportunities in a Trillion Dollar Market」として開催された。スピーカーには、Ocean Network Express社(川崎汽船・商船三井・日本郵船の定期コンテナ船統合を目的とし設置した事業会社)のCEO等を招き、海運・物流事業の課題と先進技術の活用に対する期待などが語られた。パネルディスカッションとQ&Aセッションでは、シンガポール海事港湾庁・シンガポール国立大学などの代表者が参加し、参加者たちから多くの質問が寄せられて討議が実施された。

日本郵船グループのSCS社は、今後も海運・物流業界におけるオープンイノベーションのプラットフォームとしてのイベントのシリーズ開催を計画しており、来春にはスタートアップ企業を対象としたコンテストを予定している。