日本とシンガポールは海上安全保障分野の協力協議
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「第7回日・シンガポール海上安全保障対話」が、日本の外務省で11月22日に開催された。
日本政府とシンガポール政府は、海賊対策や航行の自由といった海上安全保障分野における地域やグローバルな課題に関して幅広く意見交換を行う事等を目的として、「日・シンガポール海上安全保障対話」を開催する事を、2011年1月に開催した日シンガポール次官級協議にて合意していた。その後は定期的に海上安全保障対話を開催しており、今回は7回目となる対話が開催される事となった。
開催された第7回日・シンガポール海上安全保障対話には、日本政府からは外務省総合外交政策局審議官や、外務省・内閣府総合海洋政策推進事務局・内閣官房国家安全保障局・防衛省・海上保安庁などの関係者が参加した。シンガポール政府側からは、メアリー・シーチェン大使・外務省上級専門顧問や、外務省・防衛省・海事港湾庁などの関係者が参加した。対話では、海における法の支配の重要性・主要なシーレーンにおける海洋安全保障問題・海上法執行能力向上支援・海賊対策・多国間協力などに関して幅広く意見交換を実施した。