商工中金が桐原書店のフィリピンの英語語学学校運営を支援
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中小企業向け融資を行う政府系金融機関である商工中金(商工組合中央金庫)は、フィリピンのセブ島で英語の語学学校運営を開始する株式会社桐原書店を金融面からサポートするために、語学学校を開始するために必要な資金を融資した事を発表した。
株式会社桐原書店は、検定教科書や学習参考書の出版を手がける出版社であり、日本国内の英語の副教材市場では長年にわたり国内最大シェアを占めていた。また、近年では最新のテクノロジーを駆使したデジタル教材の開発等にも力を入れていた。
桐原書店は、これらの優れた英語教材に関するノウハウを更に生かすため、フィリピンにある語学学校「Firstwellness English Academy(FEA)」との資本業務提携を実施する事を今年の1月に決定していた。桐原書店の培ってきた英語教材に関するノウハウと、語学学校の外国人講師によるレベルの高い個人英会話レッスンを組み合わせ、日本人に最適化した語学留学プログラム等の提供を実施していく方針である。
商工中金では、この桐原書店のフィリピン進出を高く評価したため、民間金融機関と協調したうえで、英語学校運営を開始するために必要な資金を融資した。商工中金は、今後も中小企業の海外進出を支援していく方針である事を表明している。