無印良品がフィリピンに「ムジ・フィリピン」を設立
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無印良品を展開する専門小売業者である株式会社良品計画は、フィリピンにおける事業展開を強化するため、現地企業のストアーズ・スペシャリスツ社(STORES SPECIALISTS, INC:SSI)との間で「ムジ・フィリピン(MUJI PHILIPPINES CORP)」を設立する事を発表した。
無印良品のフィリピン展開は、フィリピンの大手小売グループであるRustan Group(ルスタングループ)で海外ブランドのライセンスビジネス・小売業を実施しているSSI社に対して、2010年からフィリピンでのライセンス契約を締結したうえで、SSI社への無印良品の商品の提供を実施していた。このSSI社では、フィリピン国内で無印良品の店舗を7つ展開しており、幅広い顧客からの支持を得ていた。フィリピンは、ASEAN地域内において第二位となる人口数を抱えており成長著しい市場であるために、無印良品はフィリピンにおける事業展開を強化するためにSSI社との間で新たに合弁会社を設立する事を決定した。
新たに設立する合弁会社「ムジ・フィリピン(MUJI PHILIPPINES CORP)」は、資本金が300万USドルとなり、出資比率はSSI社が51%で良品計画が49%となる。設立日は2017年3月を予定している。今後はこの会社を通じて、フィリピンにおける無印良品事業の強化と拡大を実施させていく。