丸紅がフィリピンのプティンバト火力発電所に運営参画
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日本の総合商社である丸紅株式会社は、フィリピン・バタンガス州カラカ地区のプティンバト火力発電所(Puting Bato)の運営に参画するために、この発電所を保有する企業「South Luzon Thermal Energy Corporation(SLTEC)」の株式20%を取得した事を発表した。
丸紅が事業参画するプティンバト発電所は、2015年4月に商業運転を開始し発電容量が270MWとなるものである。丸紅は長年にわたりフィリピンで電力事業を展開していることにより実績と知見が十分にあることから、SLTECに共同出資するフィリピンの大手コングロマリットであるPHINMAグループ傘下のPHINMA Energy社やAyalaグループ傘下のAC Energy社などに評価されたために、今回の事業参画が実施される事となった。丸紅は今回の事業参画を足掛かりとして、フィリピン電力市場において大手電力事業者と将来案件の共同開発に関して検討し、一層の関係強化を図っていく。
丸紅は、今後も全世界で展開する発電事業のノウハウを活かしてフィリピンにおける電力の安定供給を行いフィリピンの一層の発展に貢献していく方針である事を表明している。