不動産賃貸のスターツがフィリピン工業団地内にレンタル工場を開設

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不動産の賃貸・仲介・管理などを行う事業会社を傘下にもつスターツコーポレーション株式会社は、自社が出資するフィリピン現地会社「スターツファシリティーフィリピン」がフィリピンのPEZA工業団地内でレンタル工場「スターツ レンタル ファクトリー」を12月1日より開始する事を発表した。

フィリピンへ進出する日本企業は増加しているが、新規進出する日系中堅企業からは土地購入や工場建設などの伴う初期投資を極力抑えたいという声が挙がっていた。スターツコーポレーションはこれらの声に対応するために、フィリピン現地会社がレンタル工業の事業認可を取得し、日系中堅メーカーに的を絞った小規模なレンタル工場を建設し、11月30日に竣工していた。

この工場はフィリピン経済特区庁から認定された工業団地内に位置しており、4年間(最長8年)の法人所得税免除、輸入資本材・部品・原材料の関税免除、通信・水道代・電力を含む現地購入品の付加価値税12%の免除などの税優遇の享受が可能となっている。また、基本電力や上下水道の設備を備えており、入居企業が運営上必要としている細かい部分にも配慮した作りとなっている。