ドゥテルテ大統領は日本の天皇陛下の前でもガムを噛むのであろうか
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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が25日から27日の予定で日本に訪問するが、ドゥテルテ大統領が中国に訪問した際にもガムを噛む仕草をみせていたため、日本の天皇陛下の前でも同様にガムを噛む仕草をみせるのであろうかと、フィリピンメディアは注目している。
ドゥテルテ大統領は26日に安倍首相と会談した後に、27日に天皇陛下と会見する事を予定している。フィリピンメディアでは、この際にドゥテルテ大統領がどの様な振る舞いを見せるかという点に注目している。中国に訪問し習近平国家主席と会談を行っている際にも、ガムを噛む仕草を見せポケットに手を入れるなどの礼儀作法に問題がある行動をとっていたために、日本の天皇陛下への謁見の際にも同様の行動をとるのではと懸念の声が挙がっている。ドゥテルテ大統領は日本へ出発するにあたり「日本に訪問した際には、天皇陛下にお会いしたいです。私が天皇陛下に対して無礼な行動を行うはずはありません。」と明言している。しかしながら、用意されていた台本を無視しその場で思いついた言動をとるドゥテルテ大統領であるため、フィリピンメディアでは油断は出来ないとしている。
日本政府側もドゥテルテ大統領の振る舞いには注意を払っており、自民党の小野寺五典元防衛相は日本メディアの取材に対して「天皇陛下との謁見の際の仕草によっては、大きな影響も出てくる。とはいえ親日家であるので、皇室への畏敬の念は当然持っているであろうが。」との見解を述べている。