フィリピンとアメリカの共同軍事訓練に日本も参加
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日本の陸上自衛隊は、アメリカ海兵隊とフィリピン海兵隊が実施する水陸両用作戦に関する訓練に、日本の陸上自衛隊も10月4日から12日の日程で参加する事を発表した。
アメリカ海兵隊とフィリピン海兵隊の共同訓練が開催される場所は、フィリピンのパラワン島・ルソン島などの周辺海域となる。日本の陸上自衛隊はこの訓練に研修という形で9人が参加する予定。この研修では、水陸両用作戦に関する各種情報や教訓を収集し、水陸両用作戦に関する戦術技量の向上を図る。また、研修に参加する事で、アメリカ海兵隊とフィリピン海兵隊との関係が強化される事も目的としている。
フィリピンでは国民の多数は親米派であるが、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が「アメリカ軍はフィリピンから出ていくべきである。」との発言を行ったことにより、フィリピン軍とアメリカ軍の間では動揺が走っている。両政府の軍高官からは、両国の軍事同盟関係は重要なものであるため同盟関係は維持していくべきとの見解で一致しているため、今度も同様の共同軍事訓練が実施されていく見込みである。