終戦記念日にフィリピンのルソン島で日本人戦没者慰霊祭が実施
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在フィリピン日本大使館は、2016年8月15日にルソン島ラグナ州のカリラヤ日本人戦没者慰霊園にて「日本人戦没者慰霊祭」を実施する事を発表した。
第2次世界大戦の激戦地だったフィリピンでは、ルソン島などで日本とアメリカ軍が大規模な交戦を行ったために、フィリピン人の約100万人、日本人の約50万人の合計150万人以上が死亡したとみられている。この戦没者達の慰霊を実施するため、昭和48年3月28日に「比島戦没者乃碑」が建立されていた。この碑が建立されて以来、終戦記念日の8月15日には「日本人戦没者慰霊祭」を毎年開催しており、2016年の今年も開催されることとなった。
開催される慰霊祭では、日・比の国歌を斉唱した後に、黙祷・追悼の辞・献花・閉会の辞が行われる予定である。なお、この戦没者慰霊園に参加を希望する場合には、8月8日までに在フィリピン日本国大使館領事班の戦没者慰霊祭担当への連絡が必要となる。(団体経由で参加する場合で、その団体から大使館に連絡が行われている場合には不要となる)