SBIがフィリピン金融グループと投資ファンドを共同運用
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日本の金融持株会社であるSBIホールディングス株式会社は、フィリピンの金融グループと投資ファンドを共同運用する事で合意した事に伴い、この金融グループのベンチャーキャピタル部門の株式を35%取得する事を発表した。
SBIホールディングスが今回提携するフィリピンの金融グループは、投資銀行業務、アセットマネジメント、不動産管理等を手掛ける金融グループの「ICCP(Investment & Capital Corporation of the Philippines)」となる。SBIは、このグループで2013年に設立されベンチャーキャピタル部門を担当する「ICCP (ICCP Venture Partners (Hong Kong) Limited)」の株式を35%取得し、自社の持分法適用関連会社とする。ICCPは、1997年よりベンチャーキャピタル業務に携わっており、クラウド関連、通信関連等の分野を中心にしてアジア諸国やアメリカなどのベンチャー企業への投資を実施し、59社への投資実績がある。
SBIホールディングスは、今後も豊富な海外ビジネスネットワークを活用し、アジア諸国や米国において投資機会の追求を図っていく方針である事を表明している。