ANAと富士ゼロックスはフィリピンの大学にPCを提供
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ANAホールディングスは、富士ゼロックスが長年取り組んできた「使用しなくなったPCを途上国に届け、IT技術教育に役立てる」リユースプロジェクトに、ANAグループも参加し、フィリピンの大学へPCを届けたことを発表した。
ANAグループでは、ハリウッド映画のようにお客様や社会に感動を与えたいという考えの元で、「バーチャルハリウッド」という会社や組織を越えて共感する仲間とバーチャルなチームを作り、社員の想いを実現する活動を実施していた。このバーチャルハリウッドでは、整備士の発案で、貨物の隙間スペースを使って世界の人に役立つものを送るという検討チームが発足していた。
富士ゼロックスでは、使用しなくなったPCを途上国などへ提供する支援を以前から実施していた。この富士ゼロックスの想いと、ANAのバーチャルハリウッドのチームの想いが一致したことから、両社は共同でフィリピンの大学にPCを提供することとなった。
今回のPC提供は、富士ゼロックスグループのボランティア社員と家族にくわえてANAグループ社員も参加したうえでPCを発送可能な状態にし、PCの輸送はANAグループの貨物事業を担うANA Cargoなどがフィリピンに輸送した。
ANAホールディングスでは、今後もANAグループの強みを活かし他企業・団体とも連携しながら社会活動に積極的に取り組んでいく方針であることを表明している。