大塚製薬がフィリピンに合弁会社を設立

このページの所要時間: 15

医薬品や食料品の製造・販売を行っている大塚製薬株式会社は、フィリピンにおいてポカリスエットなどの販売展開を加速させるため、現地企業と合弁会社を設立することを発表した。

ポカリスエットは1980年に日本で誕生した後に、海外展開を1982年より実施しており、フィリピンでは2007年より現地子会社のフィリピン大塚製薬を通じてポカリスエットを販売していた。フィリピンでは、経済成長、健康意識の高まりとともに機能性飲料、食品の需要拡大が見込まれている。大塚製薬では、ポカリスエットのみならずトータルヘルスケアカンパニーとして事業拡大を目指すために、現地で幅広い分野の実績と信頼があるパートナー企業との協働で、機能性飲料・食品事業を行う合弁会社を設立することとなった。

フィリピンに設立する会社は、フィリピン現地で宣伝や物流など幅広い分野で実績と信頼のあるパートナー企業の「ソーラーグループ」と、「大塚ソーラー フィリピン社」(OTSUKA-SOLAR Philippines, Inc.)を設立する。この合弁会社を通じて、フィリピンでの全国規模のマーケティング活動を活発化させ、ポカリスエットブランドのさらなる価値の向上、販売拡大と、大塚製薬の機能性飲料・食品事業の拡大を目指していく。