経産省はフィリピン環境天然資源省と鉱業分野で協力促進

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日本の経済産業省は、フィリピン環境天然資源省との間で、鉱業分野に関する覚書に署名したことを発表した。

この覚書への署名は、フィリピン国の天然資源の調査・開発・利用・保護を管理・監督することを所管するフィリピン環境天然資源省のレオネス副大臣の訪日に併せて、レオネス副大臣と経済産業省の磯﨑副大臣との間で8月16日に実施された。署名された覚書は、日本とフィリピン共和国の鉱業分野における協力推進を目的としており、この覚書に基づき協力事項の進捗確認のための官民合同会議を設置するものである。現時点での協力分野は『探鉱、開発、操業に関する鉱業政策の改善』『鉱物資源の需給や、環境保護、地域貢献を始めとする鉱山運営に関する諸事項などの情報共有』『鉱業分野での安全確保』『適切な環境影響評価』『公正かつ適切なビジネス活動』『投資家を引きつける投資環境の改善』となる。

日本の経済産業省は、今後はこの枠組みを通じてフィリピン共和国鉱業分野の投資環境改善を促し、同分野の発展に貢献していく方針である。