フィリピンで看護師・介護福祉士候補者の訪日前日本語研修が修了

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在フィリピン日本大使館は、看護師・介護福祉士候補者(第11陣)向け訪日前日本語研修修了式が5月21日に開催されたことを発表した。

日本政府では、インドネシア・フィリピン・ベトナムと、経済連携協定に基づいた外国人看護師・介護福祉士候補者の受入れを進めている。平成26年度からは、年度ごとに外国人看護師・介護福祉士候補者の受入れを進めており、累計受入れ人数は3国併せて5,600人を超えている。この候補者の受入れの際には、各国の現地などにおいて、日本語研修などが実施されている。

フィリピンでは、現地で日本語研修が実施されたことにともない、技術教育技能開発庁(TESDA)女性センターと日本語センター財団において、訪日前日本語研修修了式が21日に行われた。修了式には、訪日前日本語研修を終えた看護師・介護福祉士候補者が出席し、在フィリピン日本大使館からは書記官が出席した。308人の看護師・介護福祉士候補者は、6月12日に日本に向けて出発し、訪日後に半年の日本語研修を受講した後に、看護師・介護福祉士候補者として、日本の各地の病院や施設で勤務することとなる。