サイバーセキュリティ等の協力協議、日・フィリピンICT協力委員会
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日本の総務省は、「第3回総務省-フィリピン情報通信技術省ICT協力委員会(MDICC)」を11月22日にフィリピンのマニラで開催した事を発表した。
日本政府とフィリピン政府の間では、昨年の3月に日本国総務大臣とフィリピン国情報通信技術大臣間で「総務省とフィリピン共和国情報通信技術省との間の情報通信技術分野の協力に関する覚書」に署名していた。両国は覚書に基づいて、ICT分野に関する協力活動等の意見交換を定期的に開催しており、今回は3回目となる会合が開催されることとなった。
今回の委員会には、日本側からは国際戦略局次長とICT関係企業等、フィリピン側からは情報通信技術省次官と政府機関や通信事業者等が参加した。会合では、両省から署名された覚書に挙げられたブロードバンド網整備・地上デジタル放送への移行・サイバーセキュリティなど多岐にわたる分野の協力活動に関しての進捗状況が報告された。また、今年の1月に総務大臣からドゥテルテ大統領に対して提案した「日フィリピンICT総合協力パッケージ」に基づいて実施する国家ブロードバンド計画への協力に関して、今後の方針を共有した。