日本郵船運営のフィリピン商船大学の8期生が卒業

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日本郵船株式会社は、自社等が運営している商船大学「NYK-TDG MARITIME ACADEMY(NTMA)」の卒業式典が11月16日に行われ、第8期生171人が卒業した事を発表した。

日本郵船では、優秀な船員の育成等を行う事を目的として、フィリピンの「トランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ(TDG)」とフィリピン商船大学NTMAを共同運営している。この大学においては、独自の奨学金制度が設けられており、大学への進学が困難な家庭環境の学生に対しても就学の道が開かれている。また、開校から10年が経過しており、卒業生が累計700名を超え、今では幹部職員も誕生している。今回は、第8期生となる171人が卒業する事となった。

開催された式典には、フィリピン関税局の局長等の多数の来賓を迎え、日本郵船代表取締役社長やTDGの会長らが出席して、2014年に入学した第8期生の卒業を祝福した。日本郵船の社長は祝辞で卒業生に激励の言葉を述べた。卒業生代表からは、NTMAで学んだことを糧にとして家族のため夢のため国のために頑張っていくとの決意の旨が述べられた。