フィリピン認定送出機関を発表、技能実習制度
このページの所要時間: 約 0分56秒
外国人技能実習機構は、日本政府とフィリピン政府との間で締結された二国間取決めに基づいて選定された認定送出機関を発表した。
日本政府とフィリピン政府は、技能実習制度を通じて日本からフィリピンへの技能等の移転を適正かつ円滑に行い国際協力を推進することを目的として「日本国法務省・外務省・厚生労働省とフィリピン労働雇用省との間の技能実習に関する協力覚書(MOC)」に昨年の11月21日に署名を実施していた。この取り決めでは、技能実習生の送出しや受入れに関する約束を定めており、認定送出機関を選定する事も定めていた。
この覚書に基づいて認定送出機関が選定され、「外国政府認定送出機関一覧(フィリピン)(List of Approved Sending Organization (the Philippines) )」が公表された。認定送出機関の数は188となる。2018年9月1日以降は、認定送出機関以外からの技能実習生の受入れは認められなくなるため、現時点で認定送出機関以外の送出機関から受入準備を進めている監理団体は注意する必要がある。