三菱UFJ銀がフィリピンにグローバルオペレーションセンター設立

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株式会社三菱UFJ銀行は、フィリピンに「グローバルオペレーションセンター(Global Services Operations Center:GSOC)」を2018年5月3日付で設立した事を発表した。

三菱UFJ銀行では、海外拠点事務の更なる生産性向上など行う事を目的として、2015年からアジア域内における事務集中化構想の予備検討を開始していた。2016年には社内に専担組織を設置し、グローバルオペレーションセンターの設立に向けた準備を進めていた。フィリピンは人口約1億人と人口が多く、高い英語能力を持つ人材が豊富であることから近年では企業の業務プロセスを外部に委託するBPO産業が発展しており、このフィリピンにセンターが設立される事となった。

センターの業務開始予定日は、2018年8月20日となる。事務集中を行う対象となる拠点は、シンガポール・シドニー・オークランド・台北となり、順次対象拠点を拡大していく予定である。対象となる業務は、外国送金・市場事務・コーポレート業務を第一陣の対象としており、順次拡大していく予定である。このセンターの開業時における従業員人数は約50人となる。