フィリピンのルソン・ミンダナオ町長に草の根無償事業のプロモーション

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在フィリピン日本大使館は、セブ島セブ市において開催された、ルソン地方及びミンダナオ地方町長総会で、日本政府が実施している『草の根・人間の安全保障無償資金協力』の事業に関するプロモーション活動を実施した事を発表した。

日本政府では、開発途上国などに対して人間の安全保障の理念を踏まえて草の根レベルの住民に直接裨益する小規模な事業のために必要な資金を供与する『草の根・人間の安全保障無償資金協力』を実施している。これらの草の根無償事業のスキームを有効かつ適正に使用される事などを目的として、各地でプロモーション活動を実施しており、今回はフィリピンにおいて開催される事となった。

今回開催されていたルソン地方及びミンダナオ地方町長総会には、ルソン地方の町長約500名が参加しており、これらの参加者達に草の根無償事業のスキームのプロモーション活動を実施した。日本大使館からは書記官が参加し、この事業のスキームを通じて今までに525件のプロジェクトを支援し教育・保健・農業・職業訓練等に係る各種施設・機材の供与などを実施してきた事を説明した。また、このイベントの出席者に対しては、この事業を理解・活用してもらうことでより多くの町及びコミュニティの発展に協力していきたいとの旨も述べられた。

会場内に設けられたブースには多くの町長が訪れ、このプロジェクトの申請方法や申請条件等に関する質問が行われ、地元の人々のために同事業スキームを活用したいとの声が多く寄せられていた。