ドゥテルテ大統領がプーチン大統領や習近平国家主席等と会談へ
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フィリピン大統領府は、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領がAPEC首脳会議に参加するためにベトナムのダナン国際空港に到着した事と、ベトナム現地でロシアのプーチン大統領・アメリカのトランプ大統領・中国の習近平国家主席などと会談を実施するように調整している事を発表した。
ドゥテルテ大統領は、APEC首脳会議と関連する会合に参加するために、公式代表団を率いてベトナムに訪問している。公式代表団は、アラン・カエタノ外務大臣、カルロス・ドミンゲス財務大臣、エマニュエル・ピニョール農業大臣、ラモン・ロペス貿易産業大臣、マーティン・アンダナール広報業務担当大臣等の政府高官により構成されている。
ドゥテルテ大統領は、この機会をいかして、各国の首脳級との会談を実施する予定である。現時点で会談を実施するために調整している相手は、来年のAPEC議長国を務めるパプアニューギニアの首相、APEC議長国を務めているベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席、中国の習近平国家主席、アメリカのトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領、韓国の文在寅大統領などである。
ロシアのプーチン大統領とは、両国間におけるテロ対策の協力だけでなくビジネス・貿易・投資に関する協力を協議する。また、ミンダナオ地方のマラウイ市で発生した過激派による反乱を鎮圧する際に協力した事への感謝も伝える予定である。