日本郵船が日本とフィリピンの商船学校で国際海事交流を実施
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国際的な海上運送業などを手掛ける総合物流事業者の日本郵船株式会社は、次世代の外航船員育成を支援する事等を目的として、日本郵船がフィリピンで運営する商船大学(NTMA)が、日本とフィリピンの商船学校で国際海事交流を8月から10月にかけて実施した事を発表した。
広島商船高等専門学校と弓削商船高等専門学校から、NTMAへの短期留学が8月30日から9月9日にかけて実施された。両校の生徒の合計10人がNTMAへ短期留学し、留学中はNTMA敷地内の寮に宿泊し、平日はNTMAの授業に参加、土日はNTMAの学生とともにマニラ近郊を観光するなど交流を深めた。
NTMAから、弓削商船高等専門学校への短期留学が10月15日から21日にかけて実施された。NTMAの学生10人が来日し、弓削商船高等専門学校で授業や練習船実習に参加した。その後は、日本郵船東京コンテナ・ターミナルや横浜にある日本郵船氷川丸・日本郵船歴史博物館などを見学した。
日本郵船は、今後も船員という職業に関心を持ってもらえるように国際海事交流を実施していく方針である事を表明している。