防衛省はフィリピン海軍に艦船整備に係る研修を実施
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日本の防衛省は、フィリピン海軍に対する能力構築支援事業の一つとして、艦船整備に係る研修を9月25日~29日までの日程で実施する事を発表した。
この支援活動は、昨年の11月にラオスの首都ビエンチャンで開催された「第2回日ASEAN防衛担当大臣会合」において、日本政府が独自のイニシアティブとして表明した『ビエンチャン・ビジョン~日ASEAN防衛協力イニシアティブ~』に基づき実施されるものである。このビエンチャン・ビジョンでは、アセアン地域において海洋における平和と安全と繁栄を確保するために、日本政府は各国へ海洋及び上空の情報収集・警戒監視、捜索救難の能力向上を支援する事を約束していた。
今回の艦船整備に係る研修には、フィリピン海軍7人が参加するものとなり、市ヶ谷の防衛省本省や横須賀の海上自衛隊第2術科学校及び海上自衛隊横須賀造修補給所で実施される。