航空自衛隊の航空幕僚長がフィリピンのシンポジウムに参加

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日本の航空自衛隊は、杉山航空幕僚長がフィリピンのファロリーナ空軍司令官からの招待に応じる形で5月3日から5日の日程でフィリピンに訪問し、フィリピン空軍が主催する「エア・フォース・シンポジウム2017(AFS2017)」等に参加した事を発表した。

フィリピンに訪問した杉山航空幕僚長は、フィリピン空軍が主催するエア・パワーに関するシンポジウム「AFS2017」と「第14回ASEAN空軍参謀長等会議」に参加した。この際にはファロリーナ空軍司令官からの要望に応じて、日アセアン防衛協力イニシアティブであるビエンチャン・ビジョンの考えに基づいた基調講演を実施し、航空自衛隊が今までに実施してきた人道支援活動等を紹介し、参加者達からの理解を得ることが出来た。

このフィリピン滞在中には、ロレンザーナ国防大臣、ファロリーナ空軍司令官、マルティネス・米第5空軍司令官、アセアン加盟国の各国の空軍参謀長等との懇談を実施した。これらの懇談を通じて、地域情勢や空軍種間における防衛協力・交流等に関して意見交換を実施した。

航空自衛隊は、今後も様々な機会を通じて同盟国や友好国等の空軍と関係強化を図っていく方針である事を表明している。