厚生労働省がミャンマー等に戦没者遺骨収集団を派遣

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日本の厚生労働省は、ミャンマー・パプアニューギニアのビスマルク諸島・ミクロネシアのトラック諸島の3箇所に、戦没者遺骨収集派遣団をそれぞれ派遣する事を発表した。

日本政府は、戦没者の遺骨収集を推進し計画的に実施するために「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」を閣議決定し、この法律に基づき厚生労働省が各種機関と協力の元で遺骨収集を実施している。今回の遺骨収集は、この法律に基づき実施されるものである。

「平成28年度 ミャンマー戦没者遺骨収集派遣」を3月8日から23日までの日程で、「平成28年度 ビスマーク諸島戦没者遺骨収集派遣」を3月10日から23日の日程で、「平成28年度 トラック諸島戦没者遺骨収集派遣」を3月11日23日の日程でそれぞれ実施する。

ミャンマーには、一般社団法人の日本戦没者遺骨収集推進協会の9人と厚生労働省職員の1人が派遣される。現時点の予定では、トンザン地区・チカ地区・テディム地区において遺骨収集を実施する。各地では、政府機関への表敬訪問や追悼式なども実施する。