日本はミャンマーにおける児童保護を支援

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日本の外務省は、ミャンマーにおける児童保護を支援する事を目的として、国連児童基金(UNICEF)と連携したうえで、2億2,000万円の無償資金協力を実施する事を発表した。

この支援プロジェクトは「ミャンマーにおける児童保護向上計画(the Project for Enhancing Protection for All Children in Myanmar)」として、国連児童基金のミャンマー事務所などと連携のうえで実施される。ミャンマーの一部地域においては、貧困などの理由により適切な児童保護が行われていない場合があるため、これらの児童を保護するための様々な取り組みを実施する。具体的には、児童に対する暴力や性差別に基づく暴力の防止や是正を担うソーシャル・ケース・マネージャーを育成する。また、様々な活動を通してミャンマー国内における児童保護についての理解の向上を図っていく。

安倍総理大臣はミャンマーの最高責任者であるアウン・サン・スー・チー国家最高顧問との会談を今月7日に実施していた。この際に、日本政府はミャンマーの成長を全面的に支援し幅広い分野における支援を実施する事を表明しており、今回の支援もこの流れによるものである。