ミャンマーのスー・チー氏が訪米、経済制裁緩和へ

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ミャンマーの実質的な最高責任者であるアウン・サン・スー・チー国家最高顧問は、9月14日から25日の予定でアメリカに訪問する。

アメリカに訪問するスー・チー氏は、オバマ大統領やバイデン副大統領などの政府高官との会談を実施する。これらの会談では、アメリカ政府が実施しているミャンマーへの経済制裁を解除するか否かが話し合われる予定である。スー・チー氏率いる野党が選挙で勝利するまでは軍事政権がミャンマーを掌握していたため、アメリカ政府はミャンマーへの経済制裁を実施していた。現時点でも軍事政権の影響力は一部で残っているが、選挙で勝利したスー・チー氏率いる政党が政権を握っているため、アメリカ政府はこれらの経済制裁を緩和していくとみられている。

しかしながら一部のアメリカ議員からは、「ミャンマーにおける民主化は不十分である。」「実質的な外資締め出しの法令が多数存在しており改善するべき。」「民主化の恩恵が国民にまで届いていない。」などの声もあがっており、制裁解除には慎重となるべきであるとの声もあがっている。そのため、経済制裁の緩和は行われるとみられているが、全面的な制裁解除までには、まだ時間がかかるとみられている。