紀伊國屋書店がミャンマーに進出
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日本の書店・出版社である株式会社紀伊國屋書店は、ミャンマーのヤンゴン国際空港で英文書の販売を開始することを12日に発表した。
今回のミャンマーにおける事業展開は、ミャンマーに焦点を当てた投資会社である「Singapore Myanmar Investco」とフランチャイズ契約を締結したうえで実施される。ミャンマーのヤンゴン国際空港に「紀伊國屋書店 ヤンゴン国際空港店」を10月に開店し、英文書の販売を行っていく。この店では、話題の新刊・ベストセラーだけでなく、ビジネス・フィクション・旅行書・児童書などの英文書約10,000冊を取り揃える予定。紀伊國屋書店がミャンマーで英文書を販売するのは今回が初めての事となる。
紀伊國屋書店では、国内市場が飽和状態であることから東南アジア地域への進出を加速させており、今年の5月にはベトナムに進出する事を発表していた。ベトナムにおける展開は、日本語教育が進んでいることもあり、英文書ではなく日本語書籍の販売を中心としており、現地の国営書店ファハサ(FAHASA)と提携の元に行われている。