損保ジャパン日本興亜がミャンマー企業と業務提携

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損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社は、グループ傘下の損害保険ジャパン日本興亜株式会社がミャンマーの民間保険会社と業務協力覚書を締結した事を発表した。

ミャンマーではミャンマー軍が政権を握っていたこともあり、保険事業は民間に開放されていなかったが、2012年からミャンマー国内資本の企業に限定したうえで開放されていた。その後は、民間企業が保険市場に参入しており、現在では11の企業が保険業務を実施している。損保ジャパン日本興亜でも、このミャンマー国内の保険市場に参入するために、昨年の5月にミャンマーのティラワ経済特区における損害保険の引受(元受)に関する営業認可を取得し、営業活動を展開していた。この営業活動を更に推進するために、ミャンマーの民間保険会社との提携を実施することとなった。

損害保険ジャパン日本興亜株が提携を行う企業は、「AMI保険(AYA Myanmar Insurance Co., Ltd.)」となる。この企業はグループ内に大手民間商業銀行を抱えている事から、住宅ローンや自動車ローンに付随する保険販売に強みを持っている。ミャンマーの民間保険会社が外国保険会社と業務協力覚書を締結したのは今回が初めての事となる。